項目のデータ型一覧と特徴|Salesforce入門

Salesforce

Salesforceの項目には、テキスト型や数値型などの基本となるデータ型や、数式・参照関係など特殊なデータ型など、多種多様なデータ型があります。

本記事ではそれぞれのデータ型について、特徴や注意事項を踏まえて紹介していきます。

項目のデータ型一覧

Salesforceの項目のデータ型の種類には、以下のものがあります。

  • 自動採番
  • 数式
  • 積み上げ集計
  • 外部参照関係
  • 参照関係
  • 主従関係
  • URL
  • チェックボックス
  • テキスト
  • テキスト(暗号化) 
  • テキストエリア
  • パーセント
  • メール
  • テキストエリア (リッチ)
  • ロングテキストエリア
  • 時間
  • 数値
  • 選択リスト
  • 選択リスト (複数選択)
  • 地理位置情報
  • 通貨
  • 電話
  • 日付
  • 日付/時間

各データ型の特徴

自動採番

レコード内で通し番号となるように、自動で採番してくれる項目になります。

番号の表示形式は、好きなようにカスタマイズすることが可能です。

開始番号も、好きな番号から開始するよう設定できます。

下図のような表示形式の設定にすると、自動採番項目は「TEST-000000」「TEST-000001」…といったように、レコードの作成順に番号が採番されます

「既存のレコードにも自動採番を生成する」にチェックをつけて保存すると、この自動採番項目を作成するより前に作成したレコードも含めて通し番号が採番されます。
このチェックをつけない場合、既存レコードは採番されず、項目設定後から作成したレコードを基準に採番されます。

 

また、表示形式の規則や例は、下図を参照してください。

下図は、Salesforce設定画面で自動採番項目を作成する際に、「表示形式」の右にある「ヒント」を押下すると表示されるポップアップ画面になります。

自動採番項目は、システムにより自動入力されるため、レコード作成時・編集時にユーザによる変更はできません。

数式

数式を定義し、他の項目や条件に合わせて自動で計算・表示してくれる項目となります。

数式項目の詳細については、こちらの記事で紹介しています。

積み上げ集計

主従関係を持つオブジェクトの主オブジェクトでのみ設定可能な項目です。

従オブジェクトの項目を集計し、表示することができます。

集計方法は、以下の4種類があります。

  • 最大値
  • 最小値
  • 平均値
  • レコードの件数

下図の例では、主オブジェクトの「テストオブジェクト」に積み上げ集計項目を作成し、従オブジェクトとなる「テスト子オブジェクト」の項目「合計金額」を集計し、合計金額が最大となるレコードの値を表示する設定となっています。

外部参照関係

Salesforce組織の外部に保存されているデータに対する、リレーションを作成する項目となります。

外部データソース・外部オブジェクトの設定をし、作成した外部オブジェクトへの関連を設定します。

参照関係

他オブジェクトとの紐づけをする項目となります。

参照関係項目の詳細については、こちらの記事で紹介しています。

主従関係

他オブジェクトとの紐づけをする項目となります。

主従関係項目の詳細については、こちらの記事で紹介しています。

URL

Web サイトのアドレスを入力することができる項目になります。

ユーザがこの項目をクリックすると、その URL が示すページへ遷移できます。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

チェックボックス

True (チェック) 、または、 False (チェックなし) の2値のいずれかで表現する項目となります。

デフォルト値」では、レコード作成ボタンを押下して値入力する際に、あらかじめチェックボックスにチェックをつけておくかどうかを設定できます。

テキスト

文字列を入力できる項目となります。

文字数制限も設定でき、最大で255文字まで入力を許可することが出来ます。

ユニーク」では、テキスト項目の値をオブジェクト内で一意とするか(重複を許可するか)を設定できます。
ユニーク設定をする場合、アルファベットの大文字・小文字が違うだけの文字列を、同じ文字列と判断するか、異なる文字列と判断するかも併せて設定可能となっています。

テキスト(暗号化)

文字列を入力し、暗号化(伏字)できる項目となります。

文字数は最大で175文字まで入力を許可することができます。

マスク種別」では、レコード詳細画面での文字列の隠し方を設定できます。

テキストエリア

複数行にわたって入力できるテキスト項目になります。

通常のテキスト型項目同様、最大で255文字まで入力可能です。

テキストエリアはテキスト型と異なり、文字数制限は255文字で固定となっています。

(最大20字まで、などの設定はできません)

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名や画面に表示する行数等の基本情報を設定します。

パーセント

割合のパーセントとなる数値を入力できる項目になります。

数値の末尾に、自動で「%」が表示されます。

項目作成時に、特殊な設定は無く、整数部・小数部の桁数や、項目名等の基本情報を設定します。

メール

メールアドレス形式の文字列を入力できる項目となります。

入力された文字列の形式が正しいか検証され、項目をクリックするとメールアプリが起動しメールを送信することができます。

項目作成時に特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

【注意】
メール型の項目は、大文字入力した内容もすべて小文字に変換されます。
ただし、基本的にSalesforceのメール送信では大文字小文字の区別がないため問題ありません。

テキストエリア (リッチ)

フォントの変更や画像の挿入などが出来るテキストエリアになります。

文字数は最大で131,072文字まで入力を許可することが可能です。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名や画面に表示する行数等の基本情報を設定します。

レコード作成・編集画面では、下図のようにフォントや画僧挿入など、様々な値の入力が可能です。

ロングテキストエリア

さらに多くの文字数を入力可能にしたテキストエリアです。

複数行にわたって、131,072 文字まで入力可能となっています。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名や画面に表示する行数等の基本情報を設定します。

時間

時刻を入力できる項目になります。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

「2:40 PM」、「14:40」、「14:40:00」、および「14:40:50.600」などの形式の時間が入力可能です。

レコード作成・編集の際は、直接時間を入力することも、ドロップダウンから選択して入力することも可能です。

数値

数値を入力できる項目になります。

整数部・小数部合わせて1桁~18桁までの入力許可を設定可能で、英語や日本語の入力はできません。

また、先頭に「0」がある場合、先頭の「0」は自動で削除されます

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名や整数部・小数部の桁数等の基本情報を設定します。

選択リスト

あらかじめ設定した選択肢から値を選ぶ項目になります。

選択肢の設定は、項目ごとに設定する方法と、グローバル選択リスト値を使用する方法があります。

グローバル選択リスト値については、こちらの記事で紹介しています。

選択リスト (複数選択)

あらかじめ設定した選択肢から値を複数選ぶことができる項目になります。

選択リスト型同様、選択肢の設定は、項目ごとに設定する方法と、グローバル選択リスト値を使用する方法があります。

レコード作成・編集の際は、左側のボックス(選択可能)にある選択肢を、右のボックス(選択済み)に移動することで、値を設定できます。

地理位置情報

場所を定義できます。緯度および経度コンポーネントを含め、距離の計算に使用できます。

緯度および経度表示の表記法」では、緯度・経度を度、分、秒で表記するか、小数で表記するかを選択できます。

レコード作成・編集の際は、緯度と経度を分けて入力します。

通貨

金額を入力できる項目になります。

単位は円、ドル、その他の通貨で入力でき、自動的に通貨形式の金額にします。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名や整数部・小数部の桁数等の基本情報を設定します。

電話

電話番号を入力できる項目になります。

入力した数字は、自動的に電話番号形式で表示されます。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

日付

日付を入力できる項目になります。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

レコード作成・編集の際は、直接日付を入力することも、ポップアップのカレンダーから選択して入力することも可能です。

日付/時間

日付と時間を入力できる項目になります。

日付型と同様に、直接入力orポップアップのカレンダーから入力することも可能です。

項目作成時に、特殊な設定は無く、項目名等の基本情報を設定します。

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