コンパクトレイアウトとは
レコードの主要な項目が一目で確認できるように表示するための機能です。
オブジェクトにごとに、強調して表示したい項目をコンパクトレイアウトで表示することで、
ユーザにとって情報が見やすくなります。
Salesforceが標準で設定してくれているコンパクトレイアウト(システムデフォルト)があるため、
特に新しく作成しなくても問題ありませんが、要件に合わせてカスタマイズすることも可能です。
コンパクトレイアウト作成手順
- オブジェクトマネージャーからコンパクトレイアウトを作成したいオブジェクトを選択する
※ここではこちらの記事で作成した「テストオブジェクト」を選択
- 「コンパクトレイアウト」を選択し、「新規」を押下する

- 任意の表示名などを入力(①)し、コンパクトレイアウトに表示する項目を選択(②)して
「保存」を押下(③)する
- 「コンパクトレイアウトの割り当て」を押下する
※手順3で保存しただけでは、レコード画面に反映されません。
システムデフォルトを含め、どのコンパクトレイアウトを使用するか設定する必要があります。
- 「割り当ての編集」を押下する
※現時点では、各レコードタイプで使用するコンパクトレイアウトが
「プライマリから継承(システムデフォルト)」となっています。
これは、主コンパクトレイアウトに設定されている「システムデフォルト」を
使用するという意味です。
- 主コンパクトレイアウトを作成したコンパクトレイアウトに変更し、「保存」を押下する
※緑点線で囲ってあるところでレコードタイプごとに使用するコンパクトレイアウトを設定できます。
今回はどちらのレコードタイプも「プライマリから継承」となっているため、
主コンパクトレイアウトを変更することで、まとめて使用するレイアウトを変更します。
- 新しくテストコンパクトレイアウトが作成されたことを確認する

- レコードの画面を開き、コンパクトレイアウトが更新されたことを確認する

- ちなみに、Lightningレコードページを編集するとき、コンパクトレイアウトは
「強調表示パネル」という名称のコンポーネントとして置かれています
※Lightningアプリケーションビルダーで”コンパクトレイアウト”で探しても見つからないため注意
※Lightningレコードページの編集の手順はこちらの記事参照
